めざせ西沢森林鉄道跡
2020-01-26


 いつもお世話になっている板橋のFABの店主さんと、西沢森林鉄道跡を散策してきました。例年だと、この時期は渓谷の滝が氷瀑となっており、道も凍って10本爪アイゼンが必要な場所もでてきます。今年は暖かいので、そこまではないだろうということで、6本爪軽アイゼンやチェーンスパイクとピッケルで出かけました(実はそれしかない)。
 しかし、朝から結構な雨です。昼前から回復することを信じて、出発です。現地は、雪や雨は止んでいました。
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 途中の国道沿いにトロッコが展示してあり、天気は曇りですが、気分は盛り上がってきます。西沢渓谷入り口の駐車場に車を止め、9時頃から渓谷に向かいます。
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           旧西沢山荘の前の案内図

 ヌク沢では橋脚が残っています。戸渡尾根中腹からここまで、索道で珪石を降ろしていたそうです。
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       奥から手前へと橋脚が残っています

 雪と氷ですべる二俣つり橋を渡ります(高いところは苦手)。ここで、川は西沢と東沢にわかれ、西沢に沿って渓谷の核心部に入っていきます。
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 エメラルドグリーンの渓谷がなんともいえません。恋糸の滝あたりで、雪と氷が増えてきたためアイゼンを履きます。
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   方杖橋:森林鉄道の橋もこの構造で造られていたそうです

 11時すぎに核心部の七ツ釜五段の滝に到着。
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この先で、西沢から離れて、階段(キツイ!)を登って滝の上展望台に到着します。この川から離れる地点の対岸(左岸)には、朽ちた木橋とともに、何やらコンクリの構造物やステージのような台が遺跡として残っています。
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 滝見台があったのか、東沢森林鉄道がここまで延びていたのか?は謎です。次回、雪がないときに調査したいです。
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 滝の上展望台には、先客にご夫婦?がいらっしゃいました。昼近くなったので、ごはんとします。私はチリトマト味のカップ麺と、その残りスープに白ご飯とチーズを投入したリゾットです。あったまります。

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