給水塔をつくる(1)
2020-02-16


 石炭台をこさえたら、給水塔もほしくなってきました。北海道っぽいのをネットで探していたら、機芸出版社「ストラクチャー・モデリング1」に、平田克良氏のこじんまりとした給水塔の作例が載っていることがわかりました。この本は確か買ったはず、と実家の本棚をリモート(娘に頼んで)で捜索したのですが見つからず、結局FABさんとこから借用することに。
 全体のバランスは、ちょっと鈍重な感じなのと、寂れた地方鉱山鉄道なので、もう少し小振りにすることにしました。1/80の模型図が掲載されているので、これを参考に1/87化とスリム化を図ります。
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  当時、平田氏のリアルなストラクチュアはあこがれでした

 実際にモジュールに置いてみた具合と、製作方法を確認したかったので、100均の工作用紙でプロトタイピングしました。水タンク本体のベースには、OLFAのサークルカッターを使って円形を切り出したのですが、固定部分にガタがあって0.5mmくらい径が動きます。超便利ツールなのに残念です。0.28mmのプラ板をスペーサとして入れるとしっかり固定できます。
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 また、タンクのリベット表現は、昔の謄写版で使われた、トゲトゲがクルクル回るやつを使おうを思ったのですが、これも見つからず。長谷川から確か出ていたはずと探したのですがディスコン。代わりにインターアライド(プラモメーカのトラペッター製造)の製品を購入しました。ピッチの異なる歯が4枚もついていて、700円台!と激安です。まあ、本体はプラであまり剛性はありませんが。
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でも、いい感じにリベットが簡単に打てました。使った紙は、古カレンダーの薄手アートポスト紙です。ピッチはタテが0.8mm、ヨコは1.0mmです。
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 雑な感じですが、プロト完成です。スポートもアート紙で雰囲気です。屋根が作図ミスで高くなってしまったので、5mmくらい低くしようと思います。
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プロトタイプと比べると、雰囲気が異なりますが、これはこれでこじんまりとして、よい感じではないでしょうか。
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それでは、さっそく本作業を開始します。といきたいところですが、これだけで半日かかり疲れていまいました。きょうは、ビールを飲みながら妄想を膨らませ、続きはあしたに。
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[HOj]
[ストラクチュア]

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