オープンサウンドデータ ミーティング2019に行ってきた
2019-08-31


 DCCでお世話になっているDesktopStationさん主催の「オープンサウンドデータ ミーティング2019」に行ってきました。西落合のホビーセンターカトーです。同時に「地方私鉄ミーティング2019」も併催していました。
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 今回の目的は、新たにリリースされたMT54電動機の実装車輌を見たかった(聴きたかった?)のと、LokSoundProgrammer
の解説を聞くことでしたが、地方私鉄の展示もなかなか見ごたえがありました。
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また、Nゲージキハ40系や581/583系にサウンド搭載したものも走っており、しっかりした音質・音量で少なくともハコモノ系だと16番/HOと同等のことが実現できています。これは、LokSound microV5のサイズの小ささが大きく貢献しているからだと思います。コスト的な面の課題もあるのですが、これからは、NゲージユーザにもDCCサウンドが広がっていくのではないでしょうか。
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 肝心のMT54の音ですが、とても高音質で実感的です。個人的に身近だった165系が欲しくなってきました。音源を制作された方に聞いたところ、電動機の音は、実音をスペクトル解析して正弦波を組み合わせて合成されたそうです。実音だとばかり思っていました。完成度が高すぎる!タイフォンやパンタ上下音など、その他の音は実音だそうです。ちなみに、この合成方法で鳥や虫の声も作れるそうです。
 Programmerは、音源書き込みのほかに、オリジナル音源制作についても解説があったのですが、これは複雑そうでちょっとハードルが高そうでした。まずは既存の音源の、たとえば汽笛などのみ変更するくらいが、よさそうです。
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 地方私鉄の展示では、IORIさんのところの、レーザーカットによるペーパー古典客車(1/80 16.5mm)が気に入りました。下回りの軸受けや台枠もペーパーで作られています。非常に繊細で、当然ペーパー製とはわかりません。下回りだけでも1/87用にも作ってほしいです。クラブメンバーで募ってみようかな。
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 今回のイベントは、30-40代の方が中心となって開催されており、DCCを中心としたソフトウェア開発、小ロットオリジナル基板や、車輌関係では3Dプリンタやレーザーカットなどの技術手法がいろんな形で活用されていました。また、走らせることの楽しさを再確認することができた一日でした。こういったムーブメントは、停滞気味のこの世界を少しでも活性化してくれるのではないでしょうか。やや おじさん式モデラーも応援していきたいですね。
[DCC]
[鉄道模型]

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