自動運転について、会場でいくつか聞かれたので、少し整理してみましか。
何が必要なのか?
(1)自動運転対応(在線検出器の接続できる)DCCコントローラ
(2)自動運転制御用のソフトウェア
(3)パソコン(上のソフトウェアを動作させる)
(4)在線検出器
自動運転に対応したDCCコントローラは、海外勢ではDigitrax、LENZ、ROCO、Marklinなどがあります。個人で小規模で始めるなら、低コストでスタートでき、有志によるサポートもある、日本製の
DesktopStationが取っつきやすいと思います。製品はDSmainか、DSair2になります。
DSmain/DSair2には、Desktop Station Softwareというソフトウェアが無償提供されていて、通常の運転機能から自動運転のプログラム環境、その他てんこ盛りの機能を持っています。
検出器は、大きくわけると、ギャップ検出と光素子などによる検出があります。私は、光素子をモジュールの中に目立たないように設置するのが大変そうだつたので、ギャップ検出方式を選びました。メルクリンなどが規格化したs88-Nという方式です。製品は
nuckyさん(詳しい接続図があります)や
Fujigayaさんところから、キットで提供されています。LANケーブル(RJ45コネクタ)でコントローラと接続します。
後は、プログラミングして制御するためのパソコンです。ノートPCが移動できるので便利です。が、家でしか使わないならデスクトップでも問題ありません。性能も必要ないので、私は、数世代前のCore2DUOのノートを当時一万円くらいで買って使っています。OSはWindows 7以上です。
最後に、ギャップを切った線路を用意すれば、準備完了です。ギャップは線路の片方のみです。一番シンプルな往復運転なら、1箇所ギャップを切って、検出器と2本配線すれば完了です。
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